東京都港区にある「ジェルボー東京」は、ハンガリーで 160年以上の歴史と伝統を誇るカフェ「GERBEAUD(ジェルボー)」が海外に初出店した店舗。その店内には都会のけん騒を忘れさせるガーデンテラスが広がっていて、マクセルのプロジェクターがさまざまな映像を映し出しています。その導入までの経緯を、オーナーの宇井雅人氏に聞くと「このテラスに映像を流したらお客さまにより楽しんでもらえるのではと思い、自分でプロジェクターを探していました。その結果、この場所に適した画質や明るさを備えたプロジェクターを導入することができました」とのことです。
パナッシュジャパン 株式会社
代表取締役 ジェルボー東京
宇井 雅人 様
宇井氏によると今回の導入でよかったことは「プロジェクターを可動式にしたことでした。目的や参加人数などに応じてスペースをより有効に使えます。また、スクリーン以外にもお店の壁面に投写できるなど、演出の幅が広がりました。それに加えて、スクリーンのすぐ近くから映せる超短投写のプロジェクターなので、店内を移動するお客さまの邪魔にならないし、映像にお客さまの影が映り込む心配もなくなりました」と、映像のクオリティーだけでなく設置に関する自由度の高さにも満足しているようでした。
高級感のあるインテリアでハンガリーの本店と同様の優雅な空間を再現している「ジェルボー東京」で、プロジェクターをどう活用したかったのでしょうか。「映したかったのはハンガリーの風景です。このお店のいちばんの特徴ですし、本店があるブダペストのイメージも伝わりますから。また、ヨーロッパの街並みが映っている古い映画なども、このお店に似合うと思っていました。いずれも、テラスに流れている映像をずっと見てもらうのではなく、雰囲気をつくる演出の一つと考えていました」。また、イベントやパーティーなどを盛り上げるツールとしても期待していたとのこと。過去のプロジェクター活用例も含め、宇井氏にはいろいろなアイデアが浮かんでいるようです。
ブダペストにある本店の建物の映像
今後は、プロジェクターを使う企画をより積極的に仕掛けていきたいと語る宇井氏。「以前は、お客さまが持ってくる映像メディアはテープかDVDでしたが、今はパソコンをつないだり、スマートフォンやタブレットから飛ばしたりとさまざまです。結婚式に参列した友人がスマートフォンで撮ってきた写真や動画を、2次会のパーティーで見ることもよくあります。その演出にプロジェクターを使うととても喜ばれます。そうした世代のお客さまはこれからも増えるはずなので、プロジェクターの可能性もさらに広がると思っています。私もハンガリーの本店に行く機会があるので、日本の『ジェルボー東京』ではプロジェクターをこのように使っていますと紹介してくるつもりです。本店2階のバンケットルームはとても広くて天井も高く、シャンデリアも巨大です。そんな歴史あるスペースで、ハンガリーのお客さまに喜んでもらえる映像演出を実現できたらすてきですよね」。
ジェルボー東京歴史と伝統を誇るハンガリーのカフェ「GERBEAUD」の海外初の店舗。ヨーロッパの雰囲気を伝える店内とガーデンテラスで、ハンガリーの料理、ワイン、スイーツなどを楽しむことができる。
〒107-0061
東京都港区北青山3-11-7 AO〈アオ〉2F
https://gerbeaud.jp/