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プロジェクター

一般教室に導入された「MP-WX5603J」 120型の大画面で明るく鮮明な映像を投写

一般教室に導入された「MP-WX5603J」 120型の大画面で明るく鮮明な映像を投写

プロジェクターのリプレイスに当たり
利用シーンに合わせて2種類の機種を20台導入

京都大学 吉田キャンパス

京都大学 吉田キャンパス
所在地:〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
URL:https://www.z.k.kyoto-u.ac.jp/

京都大学のシンボルである時計台から東一条通を挟んで南に位置する吉田南キャンパス。全ての学部の1年生と2年生を中心に、全学共通科目を履修する学生約6,000人が学ぶ、京都大学の中でもとりわけ活気に満ちたキャンパスです。構内には、教養・共通教育を企画、実施する組織である国際高等教育院と、国際高等教育院が管轄する建物を中心に約90の教室があり、そのほとんどにプロジェクターが設置されています。今回、老朽化した機材のリプレースとして、マクセルのプロジェクター20台が採用されました。その選定に至った経緯や理由について、国際高等教育院共通教育教務掛のご担当の方にお話を伺いました。

数々の要望に応えるためレーザー光源を選択

レンズシフト機能により、天井近くに設置してもプロジェクターを傾けずに映像を投写

レンズシフト機能により、天井近くに設置しても
プロジェクターを傾けずに映像を投写

「最近は、ほぼ全ての先生が、パワーポイントなどを使ってご自分で作られた教材を投写して授業を行っています。そんな中、先生方が使うPCの解像度は上がっているのに、プロジェクターが投写する映像の解像度がついていかない、色味を忠実に再現できない、明るさが足りない、HDMI出力端子がないなど、不満の声が高まっていました」
そのため、新規導入機材については、色再現性が高いこと、明るさが十分にあること、フルHDのデジタル信号が入力可能であることなど、さまざまな条件をクリアする必要がありました。それらを満たすことを目的としてレーザー光源の製品が比較検討され、一般教室用に選択されたのが、マクセルの「MP-WX5603J」です。

「これまで使っていたランプ光源のプロジェクターと比べると、当たり前かもしれませんが、その明るさや色再現性が全く異なります。広い教室の後ろの方からだとぼやけていた小さな文字も、くっきりと見えるようになりました。また、起動が速いため、授業に入る前の無駄な待ち時間がなくなったことも、先生方からはご評価いただいています」
さらに、ランプ交換の手間がなくなったことも大きなメリットの一つです。これまでは講義中にランプが切れてしまい、授業の流れが中断されてしまうことがしばしばありましたが、そのような心配はほぼなくなりました。

1.6倍光学ズームにより、120型の画面を3.2〜5.3mの距離から投写。設置位置を選択できるので天井灯やエアコンとの干渉リスクを低減します。

1.6倍光学ズームにより、120型の画面を3.2〜5.3m
の距離から投写。設置位置を選択できるので天井灯
やエアコンとの干渉リスクを低減します。

リアからの反転投写にも対応

機器構成図

CALL教室(学術情報メディアセンター内)

同キャンパス内の学術情報メディアセンターでは、AVシステムを備えたCALL教室で外国語学習が行われています。こちらには、4台の「MP-WU8701WJ」が導入されました。
一般教室での天吊り設置とは異なり、CALL教室ではスクリーン背面にある投影室から映像を投写しています。投影室は狭く、プロジェクターからスクリーンまでの距離が近いため、これまでのプロジェクターでは映像を大きな鏡で折り返してスクリーンに反射させる必要がありました。そのため、狭い投影室にはプロジェクターと鏡、鏡を支える部材などがあふれ、メンテナンス性も悪かったといいます。「MP-WU8701WJ」と超短焦点レンズ「 USL-701 」の組み合わせとすることで、そのような設備も不要になりました。
「今回、20台のプロジェクターを一気にレーザー光源の製品にリプレースしたことで、授業の質が上がることはもちろん、ランプ交換といった作業負荷の低減やメンテナンスコストの削減など、裏方のわれわれにも多くのメリットが生まれると考えています。コロナ禍が収まって、学生がキャンパスに戻り、新しいプロジェクターがフル活用される日が楽しみです」と、現在の思いを語ってくださいました。

CALL教室は投影室を挟んで二つの教室が隣り合っており、「MP-WU8701WJ」で背面から投写しています。

CALL教室は投影室を挟んで二つの教室が隣り合っており、「MP-WU8701WJ」で背面から投写しています。

ご採用いただいた機器

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本記事は2020年8月に取材した内容を基に構成しています。記事内のデータや組織名、役職などは取材時のものです。
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