「MP-TW4011J」を使った授業の様子
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佐鳴予備校では、マルチメディアコンテンツによる指導ツール「See-be(シー・ビー)」を授業に活用し、生徒の学力向上に目覚ましい成果を上げています。今回、プロジェクターの入れ替えに当たり新たに選ばれたのが、マクセルの「MP-TW4011J」。選定に至った経緯や理由について、株式会社さなるの増田 貴司取締役にお話を伺いました。
プロジェクターはホワイトボードのほぼ真上に設置される。表示された画像のすぐ上に位置する小さなユニットが赤外線で指を照らし、プロジェクターがその動きを感知する。
15年以上前から全教室にプロジェクターを設置し、全ての教師が電子黒板を使いこなしている佐鳴予備校ですが、どうしても納得できないことがありました。それは、電子ペンの使い勝手です。
「チョークに慣れた教師にとって、電子ペンは使いづらい。教師というのは授業に熱が入るとついついペンの扱いが乱暴になって、強い筆圧で書いたり、落としたりしがちなんです。ですから、よく壊れました」
実際に、静岡と愛知にある180校舎でだけでも、1カ月当たり20〜30本の電子ペンが壊れていたといいます。そんな中で見つけたのが、電子ペンを使わずに指で描画できる電子黒板機能がある「MP-TW4011J」でした。
「実は他社からも指で描画できる電子黒板がリリースされており何台か導入してみましたが、使い勝手が悪かった。一方、マクセルの製品は、オプションの小さなフィンガータッチユニットを取り付けるだけで使え、実際にショールームで試したところ、非常に精度が良く、指の動きに対する追従性も極めて高い。他社のものは、ホワイトボードに小さなへこみがあると認識しない場合がありましたが、そういったことはない。これは良いと導入を決めました」
電子ペンを持つ必要がなくなったことで、授業のペースはさらに上がったとのこと。佐鳴予備校は授業のペースが速く、教師は次から次へと文字を書き込んでいきますが、「MP-TW4011J」の描画機能は、教師の速い動作に遅れることなくついてくるためストレスを感じず、教師からの不満が減ったそうです。
株式会社さなる
増田 貴司 取締役
全ての教室にプロジェクターを設置する佐鳴予備校にとって、レーザー光源の寿命の長さも「MP-TW4011J」を導入する強い動機となりました。「授業中に画面がパチンと切れたら大変なんです。何も映らなくなりますから。教師はそんなときのために、映像なしで授業を行うためのマーカーペンを持ってはいるのですが、特に新人の教師らは映像ありきで授業を組み立てているので、いきなり切れると動揺してしまう。これまではひと月平均で約10台がランプ切れを起こしていたのですが、今はそれもなく、授業の流れが止まってしまうという心配がなくなりそうです」と期待を寄せられました。
さらに、レーザー光源ならではの明るさにも満足いただいています。「昔は昼間に使おうとするとカーテンを閉めないとよく見えませんでした。いまは昼間でもカーテンを開けたままで、きちんと見えます。これは格段の進歩ですね。これまでなら見えにくかった映像の暗い部分を見やすくする機能もあり、文字が見えにくいなどの声も減りました」「これからも新しいものや技術ができたらすぐに教えてほしい。子どもたちの学力向上につながるようなものであれば、どんどん取り入れていきたいです」増田取締役は、マクセルへの期待をそのように語ってくださいました。