「MP-WU5603J」を使って投写されたメニュー
2020年8月にグランドオープンしたMIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)は、公園とショップ、レストラン、ホテルが一体となった渋谷の新たなランドマーク。屋上に広がる公園すぐ下の3階に位置する『うしとらSTAND』は、さまざまな種類のクラフトビールをスタンディングで楽しめるだけでなく、気に入ったビールをその場で缶に詰めて持ち帰ることができる、全国でも初めてのビールバーです。
新店舗の開店にあわせてプロジェクターを導入した理由や使い方、効果などについて、お店を運営する株式会社うしとらの代表取締役 吉田 伸右さんにお話を伺いました。
株式会社うしとら
代表取締役
吉田 伸右 氏
うしとらSTANDは、天気のよい日には外光が降り注ぐエスカレーターホールに面し、通路側が全面ガラス張りの明るいお店です。今回、こちらのお店をデザインされる際にプロジェクターを効果的に使ったレイアウトや設置方法の提案、設置サポートなどをマクセルがお手伝いさせていただきました。
6,000ルーメンの明るい映像は日中でも、斜め下や店外からの視認性が非常に高い。
「以前から営業している下北沢の『うしとら壱号店』では、マクセルのプロジェクターを2台使ってお店の雰囲気づくりをしています。そんな付き合いもあり、マクセルの担当者に今回の新店舗について相談したところ、レーザープロジェクターを見せていただき、その明るさにびっくり。これは使えるなと思って検討を始めました」
導入においては、店内のお客さまだけでなく、お店の外からも映像が見えるように投写する場所と画面サイズを決定し、高輝度・高精細な「MP -W U5603J」を選定。高倍率ズームレンズの特性を生かして、スクリーンから離れた目立たない場所に設置し、その存在を意識させない雰囲気づくりに配慮しています。
「営業中は常に稼働させて、クラフトビールの魅力を訴求しています。お店の前を歩いていると必ず目に入りますから、足を止められる方もたくさんおられますし、映像を見てクラフトビールのお店だと気づいて入ってこられる方も多く、描いていたイメージは実現できていると思います」
天井に設置された「MP-WU5603J」
お店で販売しているビールは栃木県にある自社工場から直送されたもので、その種類は20にもなります。しかも、毎月8種類(毎週2種類)の新作がリリースされて商品の入れ替えが行われるため、メニューを毎週作り変える必要があります。そこで、マクセルがPowerPoint®(パワーポイント)のテンプレート作りをお手伝い。店内のPCから簡単に写真や紹介文を入れ替えることができる仕組みを導入しました。これにより、お店のスタッフが手の空いた時間に、自らメニューを作り変えることができるようになりました。新作をいち早く紹介することができ、お客さまからのオーダー数アップにも直結しています。また、PCと「MP-WU5603J」は無線ではなく、あえてHDMI®ケーブルで接続。営業中に映像が途切れるというトラブルの心配はありません。
「設置や運用の経験が豊富なマクセルに頼んで良かったです。量販店で購入したら、こんなにうまくは据え付けられなかったでしょうね。今はビールやおつまみなど、お店の商品の紹介が中心ですが、これから機会があればスポーツや音楽イベントをお客さまと一緒に楽しむなど、もっと幅広く利用していきたいです。通路に面したガラス全体にプロジェクターで映像を映してみたいですし、お店もそうですが、MIYASHITA PARK全体を盛り上げるような仕掛けも一緒にしていきたいですね」
マクセルへの期待をそのように語ってくださいました。
機器構成図
うしとらSTAND
東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK 3階
https://www.facebook.com/ushitorastand/